介護保険支給対象となる「介護ロボット」
入浴や排泄を支援するタイプ、歩行やリハビリを支援するタイプ、見守りなどをするタイプなど、さまざまな想定で開発が進められている「介護ロボット」。
2015年度より介護保険適応が発表され、ますます注目を集めています。
歩行支援ロボットスーツの技術はかなりのレベル
厚生労働省が2014年1月に開催した「平成25年度第1回介護保険福祉用具・住宅改修評価検討会」でも協議の中心となった介護ロボット。介護保険適応も発表され、2015年から介護の現場で活躍することが予想されます。
対象となるのは介護を必要とする人の体に装着し、歩行やリハビリなどを助ける自立型の機器、装着型のロボットスーツなどが中心。現在実用化されている介護補助機器は、高額なため利用するには負担がかかりすぎるという問題がありました。
しかし、2015年度からの介護保険適応では、利用料の9割を補助するということで、多くの介護施設での導入が現実味を帯びています。
なかでも脚力が低下した人の歩行をサポートする、歩行支援ロボットスーツの技術はかなりのレベルに達していて、現場でリアルに役立つものと期待されています。
そもそもこの「介護ロボット」の開発には、介護業界の人手不足解消が背景にありました。今から10年後には現在の2倍といわれる、250万人の介護従事者が必要になると予測されています。そんななか現れた介護ロボットは、介護業界の救世主となりそうです。
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