コラボで注目度アップ! 新規顧客を増やす仕組み
「異色のコラボ」「夢のコラボ」とうたう商品をよく目にしますが、企業と企業、人と人がコラボする「コラボ・マーケティング」をご存じでしょうか。
コラボすることで、
・新商品・新サービスを生み出す
・複数社で同時にキャンペーン等を行う
・相互にコンテンツを提供する
・Web上で人気のある人の影響力を使う
など、さまざまな方法でのアプローチや大きな効果が見込めます。
お互いを補完して、新たな客層を呼び込む
たとえば2012年、東京・新宿にオープンした「ビックロ」。家電量販店のビックカメラと衣料品のユニクロという、業種の全く異なる2社がコラボしたことの意外性が話題を呼びました。男性客の多いビックカメラと、女性客の多いユニクロという顧客層の違いを相互に補完し合い、また売り場を融合させることで商品に新たな価値が生まれたことが成功につながりました。
有名企業や人気商品だけでなく、小さな会社や商店、地域などがコラボすることで新たな顧客や価値を生むこともできます。
ある街のカフェと洋菓子店がコラボする場合を考えてみましょう。
カフェで提供するケーキは○○洋菓子店のケーキです。そこで、店頭ボードなどで「○○洋菓子店の手作りケーキ」とうたうことで洋菓子店のファンがカフェに来てくれるようになりますし、カフェでケーキを食べたお客様が洋菓子店にケーキを買いに行くという導線も生まれます。
一方、洋菓子店では「△△カフェで、おいしいコーヒーと当店のケーキをお楽しみいただけます」とうたいます。
このコラボによって、それぞれのお店を信頼する固定客層を、新たにもう一方のお店の顧客として見込めるようになります。
加えて、このようなコラボは低予算で実行できるのが最大のメリット。実店舗だけでなくSNS上でお互いに交流を持つことで限られた地域以外にも情報が広がるほか、アイデア次第で意外性のあるコラボが注目を浴びることも。まずは身近なところから、コラボしてみてはいかがでしょうか。
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