平成27年度の新入社員は「消せるボールペン型」
公益財団法人日本生産性本部の「職業のあり方研究会」より平成27年度の新入社員のタイプが発表されました。今年のタイプは「消せるボールペン型」ということです。
2001年に発売された消せるボールペンは文房具界に一大センセーションを起こし、いまやビジネスの世界においてもなくてはならない文房具の一つとなっています。ただ、このボールペンは一目見ただけでは、その機能はわかりません。新入社員も見た目だけでは、その能力はわからないもの。見かけだけで判断せず、彼らの本当の能力に目を向けてあげてください。
使い過ぎには注意も必要
消せるボールペンは「消せること」が最も特徴的な機能です。今年の新入社員は、現役生であれば東日本大震災の直後に大学に入学しており、想定外の状況に置かれる中で、さまざまな状況に変化してきた世代です。こうした変化に対して柔軟に対応できる能力を持った新入社員たちには、若いうちに何度でもやり直せるように、のびのびとチャレンジさせていくことが今後の成長へとつながっていくでしょう。
ただ、この消せる機能は使い勝手がいいばっかりに、ついつい使い過ぎてしまうきらいがあります。熱を与え過ぎてしまうと、個性という色が消えてしまいますし、酷使するとインク切れを起こしてしまう危険性もあります。必要以上に気を遣う必要はありませんが、こうしたところに配慮が必要です。
物事に対して柔軟に対応できるというのは優れた能力です。上手に使うことで、仕事の幅が広がるだけではなく、流れの早い現代において、会社にとってなくてはならない存在になっていくことでしょう。
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