借り入れの3つのメリット
銀行に頼らず、自己資金だけで起業し、起業後もできるだけ借金はしたくないという人は多いかと思います。しかし、無借金経営は「がんばった結果」そうなるのなら構いませんが、それを「目標」にするものではありません。
経営には借金がつきものです。銀行からの借り入れを怖れてはいけません。
借金は罪悪ではなく正しい行為
借金というと、デメリットばかりに目がいきがちです。しかし、借金をすることで得るメリットも少なくありません。3つのメリットを紹介します。
1.「時間」が買える
たとえば、ある商品の生産にどうしても必要な設備があったとしましょう。毎年コツコツと社内に留保したお金で買うとすれば、5年ほどかかってしまいます。5年間待ってから買っても構いませんが、仮にいますぐ借金して買えば、5年間という時間を買うことになります。
2.「信頼」が得られる
多くの会社では、お客様の注文前に製造や仕入れをするため、代金が必要になります。そのため売れてからお客様の入金があるまでタイムラグがあります。その間、お客様の代金を「立て替えている」という「信頼」をお客様に提供していることになります。
3.「安心」が得られる
経営の安定には、ある程度のお金が欠かせません。たとえば運転資金として借金してそのまま普通預金口座にもっていれば、何かあったときには、すぐに対処することができます。これは「安心」を得たということと同義です。
いずれにしても戦略的な借入計画を考えることが大切なのは言うまでもありません。
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