予算計画を策定する際に気をつける3つのポイント
事業にかける予算計画は、経営者の重要な仕事。的確に無駄のない事業計画をもとに考えましょう。商品開発に集中させるのか、プロモーションに比重を置くのか、予算計画は余裕と幅を持たせることが大事です。
そこで、予算計画を策定する際に気をつけるべき3つのポイントを紹介いたします。
キーワードは「余裕」「柔軟性」「冷静」
ポイント1.時間をかける
事業計画とそれに伴う予算計画の作成は時間をかけて行いましょう。
予算計画を急いで立ててしまうと、最適さが欠けた決定になってしまい、事業を成長させる上で起こるであろう、さまざまな障害に対応できなくなってしまいます。事業を成長させるには何が必要なのかをしっかりと洗い出し、いつまでにどのように、どのくらいの予算を注ぎ込んで用意すればいいのかを、分析しましょう。
ポイント2.フレキシブルに対応する
予算計画を策定した際には想定していなかった事象は、必ずといっていいほど出てきます。
事業を成長させる上で起こる出来事にはフレキシブルに対応し、そのつど調整することが大切です。その繰り返しこそが、事業の成長につながります。
ポイント3.冷静に資金を使う
すべての起業家が考えることは、どこに最も起業資金を投資すべきかということです。この判断には冷静になりましょう。
たとえば、あるプロジェクトを行っていて、また別のプロジェクトのアイデアがわいてくるとします。すると、今手掛けているプロジェクトよりも、新たに発想したプロジェクトのほうが優れていると感じてしまいがちです。しかし、起業間もない段階では、複数のプロジェクトを同時進行できる余裕がありません。
そのため、冷静に資金を使うことが求められます。商品開発や、低コストで生産できる仕組みなど、どこに集中すべきか冷静に判断して資金を使いましょう。
ビジネスは、正しい場所に人的資源と資金をかけて進めることが重要です。ベストの決断は、多くの時間を費やして導き出された思考から生まれます。予算計画は余裕を持ってできる限りの時間を費やすことを念頭に置きましょう。
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