歯科衛生士が集まらない歯科医院に求められることは?
歯科医院経営において、多くの院長先生が頭を抱えているのは、歯科衛生士の採用です。「集まらない。定着しない」と、困っている歯科医院は少なくありません。
では、どうすれば歯科衛生士を採用できるのでしょう?
自信喪失が歯科衛生士を退職に追い込む
平成24年の時点で日本には約10万人の歯科医師に対して、約24万人の歯科衛生士がいます。しかし、その歯科衛生士登録者24万人のうち、実際に就業しているのは約11万人で、過半数が未就業といわれています。
現在、各自治体では、結婚、出産、介護等の理由で現場を離れた歯科衛生士を対象に復職支援活動が活発になっています。
行政による支援はもちろん大事ですが、歯科医院でもスタッフ確保のために重要なのは、歯科衛生士をはじめとしたスタッフに自信を持たせることです。
ある調査ではスタッフが退職を考える理由として「認められていないと感じた」といった自信喪失による理由が上位を占めているといわれています。
こうした問題の解決は、院長先生にできないことはありません。
日ごろから歯科衛生士等のスタッフに対して「ありがとう」「期待しているよ」などといった言葉を掛けるように意識しましょう。「言わなくても分かってくれている」なんて思ってはいけません。言葉ではっきりと示すことが大事なのです。
院長先生がスタッフに明るく声をかける生き生きとした職場には、必ず良い人材が集まります。職場環境を整えることが、良い人材を採用する近道になるのです。
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