スタートアップで失敗してしまう本質的な5つの原因
起業をしてもその90％は10年以内に倒産すると言われています。ビジネスを成功させるためには、失敗する本質的な原因を知り、同じ失敗をしないことが大切です。
今回は、スタートアップで失敗してしまう本質的な原因をご紹介します。
「あると助かる」レベルの商品では成功しない
原因1 .商品やサービス自体が求められていない
商品を売るには、その商品が「あると助かる」ではなく、「なくてはならない」ものでなくてはなりません。また、先々売れる可能性があるにしても、今の段階で売れるタイミングにないものは良い商品とは言えません。
原因2.ビジネスモデルが貧弱
ビジネスを成功させた経験のある人は、どれだけ多くの顧客を獲得できるかよりも、商品やサービス自体の収益性（利益率）を重視する方のほうが多いでしょう。目安としては、1年以内に販売コストを上回るだけの利益を得られるようになっていることが大切です。
原因3.経営陣が貧弱
スタートアップが失敗に終わる根本的な原因は経営チームにあります。「戦略が甘い」「実行が甘い」「チーム作りが甘い」など。会社が成長するには経営陣の能力を厚くする必要があります。その後、従業員も含めて会社全体で一つのチームとして団結する必要があるのです。
原因4.現金不足
社長は、手元の現金を把握して、必要なときに資金調達ができるよう動きましょう。会社を設立する段階で、しっかりとした戦略が必要です。また、創業初期の段階では「新創業融資」や「制度融資」などの調達法もあります。本格的な資金調達に至るまでに必要な資金を確保する方法を押さえておきましょう。
原因5.製品の問題
最大の原因は、市場のニーズに応えられるレベルの商品を開発できないというところにあります。大抵のスタートアップは市場に合わない商品を作っているケースが多いもの。最悪な場合は、修正ではなく、一から考え直すべきです。
そのような事態になってしまったら、現実逃避せず、最初から着実に積み重ねていきましょう。
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